地神は、通常は「地神さん」と呼ばれています。
本来は土地を守る神様ですが、普通は屋敷内や本家の近くに祀られています。民族学会では「屋敷神」といい、株内の祖先やお稲荷さんをお祭りしているところが多いようです。
丹波地方では、本家本筋に当たる家は必ず「地神」を祀ります。この本家と分家(新宅)で構成される同族集団を丹波では「株」といいますが、この株内のものが共同で行うお祭りが「地神講」です。
12月1日に、桑原の各株内で早朝に地神祭りが行われています。