今年の4月から箱部峠で製作してきた「炭焼き窯」が完成しました。
昔、桑原の生業(なりわい)は炭焼きが中心でした。しかしながら、生活様式の変化からその作業は段々なくなっていき、今では、数人窯製作の方法等を知っておられるだけになっています。
一昨年より1ヶ月に1回地区の公民館に集まり、地域の課題や1年間の自治会の行事、そして行事の昔話を話しあうとともにお年寄りに来ていただいて、言い伝え等も聞き、各自が持っている風景や写真も序々に集めていき、「歴史・言い伝え」、「年中の歳時記」、「四季折々の写真」、等のデータ収集を行ってきました。
その中で「人」が知識として持っている財産は失われつつあり、今回その製作過程を残すとともに、地域内外の交流の場として、「愛桜会」と住民有志で述べ100人が携わり完成しました。
11月25日(土)初めての窯だしを行います。