6月頃から日照りが続き、やっと恵みの雨が降ると、区長から「雨喜び」の休みを伝える連絡がありました。また、適当な雨に恵まれて田植えが終ると、「雨喜び」をして次の日に小休みをとることもありました。
昔から「正月三日に盆二日、節句一日事日なか(半日)、あいの休みは一力(ヒトチカラ=2時間)」と言っていました。これが、農村の休みの基本だったようです。
今のように休日が定まっていなかった昔の農村では、正月や盆、節句などの定まった休みの他は、青年団の要求や区長の判断で、休みが村毎に設定されていたようです。